Kdan Mobileが提供する電子サインサービスのDottedSign(ドットサイン)。近年、リモートワークの普及による様々な働き方の拡大、DX化推進の風潮、そしてペーパーレス化など、多くの観点から注目を集めているツールです。そんなDottedSignが、この度Microsoftが提供している、ビジネスチャットを始めとした、業務をより円滑に進めるための様々な機能を持つツールであるMicrosoft Teamsと連携をすることになりました。そこで本記事では、DottedSignについて、そしてMicrosoft社との連携や、連携により実現可能なこと、今後の予定などを解説していきます。
目次
DottedSignドットサインとは
DottedSignとは、Kdan Mobileが提供している電子サインサービスです。電子サインは、デジタル署名とは異なり、認証や検証の為により厳格なテクノロジーは必要ありません。クラウドベースで契約業務を安全かつ迅速に行うことができるのが魅力で、従来の古風な契約書への署名プロセスを自動化することで、業務の効率化・プロセスの簡易化を実現が可能です。また、デバイスや場所を問わず契約書の準備や締結を完了させられるため、様々な手続きにかかる時間を削減することができます。
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Microsoft社のシステムとの連携について
そんなDottedSignが、Microsoft社のシステムとの連携を決定しました。今回DottedSignが連携するMicrosoft社のシステムはMicrosoft Teams。ビジネスチャットツールとして利用している企業も多く、使ったことがある方も多いのではないでしょうか。Teamsは、チャット、電話、ビデオ共有を1つの場所にまとめたツールです。そんなTeamsと連携することで、DottedSignの活用の幅がより広がり、これまで以上に簡単且つスムーズに電子契約の手続きを進めることができるようになります。
今後、DottedSignは、Microsoft社のシステムとの統合を目指していく方針で、TeamsだけでなくAzure、Dynamics 365などMicrosoft社のその他システムとも連携予定です。
Microsoft Teamsとの連携によって実現することとは?
今回のDottedSignとTeamsの連携の最大の目的は、Microsoftユーザーがより簡単に電子署名による契約を行うことができるようになることです。Microsoftユーザーは、Microsoft社のシステムを使うだけで、契約締結などを含む全ての作業を、そのシステム上で完結させることが可能です。
また、DottedSignとTeamsが連携することで、Teamsプラットフォームでのサービス内容を充実させるだけでなく、ユーザーのハイブリッドオフィス体験がより一層高まります。Teams上でオンラインミーティングを行うだけに留まらず、契約書の署名や文書管理も一括して行うことができるようになるのです。そのため、企業同士のより複雑で込み入ったオンラインコミュニケーションを活発にすることが可能です。企業のリモートコラボレーションニーズに十分応えられるものとなっています。
今後のMicrosoft社のシステムとの連携予定について
Teamsとの連携だけでなく、DottedSignは今後、Microsoft社のDynamics 365やAzureとの連携も予定しています。それぞれとの連携について、以下に記載しています。
・Microsoft Dynamics 365
Microsoft Dynamics 365は、企業の成長を支えるためのマイクロソフトが提供する基幹業務アプリケーションで、販売・サービス・マーケティングの統合を行うことで業務の簡素化を実現できるツールです。Microsoft Dynamics 365とDottedSignが連携することで、Microsoft Dynamics 365のユーザーは、販売、サービスなどの業務をする際に、契約書をサインする必要があれば、直接Dynamics365で契約書を開き、契約書を完成させることができるようになります。DottedSignのホームページやアプリを開く必要がないため、より簡単に契約作業を行えるようになるのです。
・Azure
Azureとは、Microsoft社が提供しているクラウドサービスです。ビジネスユーザーがクラウドドキュメントに保存するファイルを設定し、組織における簡単にデータを管理し、時間を節約することができるツールです。こちらもMicrosoft Dynamics 365との連携と同様、DottedSignとの連携により、Microsoftユーザーは、Microsoftのシステムだけで全ての業務を完了することができるようになります。また、ファイルのバックアップはMicrosoftシステムでバックアップし、Azureでデータを管理可能なため、DottedSignコンソールページでGoogle driveバックアップを設定する必要がありません。
Kdan Mobile Software Ltd 代表取締役社長 ケニー・スー(Kenny Su)のコメント
「ドットサインの開発から約3年、私たちは積極的にサービスを拡張し、サードパーティのサービスプラットフォームと連携することで、それぞれの強みを生かし、統合によってより良いソリューションをユーザーに提供しています。 チームコミュニケーションのツールとして、全世界で2億7千万人の月間アクティブユーザーがMicrosoft Teamsを利用しており、今回の提携により、ドットサインのグローバル市場を拡大し、共同でビジネス価値を創造していくことを期待しています。」
Teams以外とのアプリとの連携事例を紹介
前述した通り、DottedSignは、今回のTeamsとの連携を始め、今後その他Microsoft社とのシステム連携を行っていく予定です。そこで最後に、これまでにすでにDottedSignが連携を行っているアプリの事例をご紹介します。
Zapierとの連携
アメリカ発祥のタスク自動化ツールであるZapier。異なるアプリやウェブサービスを連携して、業務自動化ツールをカスタマイズすることができるサービスです。そんなZapierとDottedSignは連携済みで、この連携によってGoogleスプレッドシートやAsana、Googleドライブなど外部のアプリやウェブサービスと連携し、業務の自動化・簡素化を実現しています。
Gmailアドオンとの連携
DottedSignは、Gmailアドオンとの連携も行っています。連携することにより、Gmailに電子サイン機能を添付することが可能で、これまでメールで契約書を送り、印刷して印鑑を押しサインしていた作業を、Gmailから直接契約書類に電子サインや署名依頼を行うだけのシンプルなものになっています。わざわざ契約書を印刷してサインする必要がなく、時間も手間も省くことができます。
まとめ
今回、DottedSignとTeamの連携により、Teamsでチャットやミーティングを行うだけでなく、同じような手軽さで契約作業を行うことができるようになりました。文中でも何度か記載した通り、DottedSignは今後Microsoft社のシステムとの統合を目指しており、今回のTeams連携に続いて、今後OutlookをはじめとするMicrosoftのシステムとの連携を進めていく予定です。様々な連携により、どんどん利便性の高くなっていくDottedSignに、今後も注目です。