みなさんこんにちは!Kdanライターの津山です。
実はみなさんが普段何気なく使っているアプリの中に、台湾発の有名アプリがある事をご存知ですか?
台湾は人口が2,300万人と日本の4分の1と決して多くはないものの、世界的に有名なアプリをたくさん開発しています!
台湾発のアプリといえばコロナウイルスが拡大した2020年に台湾のI T大臣オードリータン氏が開発したマスク在庫アプリが一躍有名になりましたが、実は私たち日本人でも使える台湾発の優秀なアプリがたくさんあるんです。
そこで今回は、台湾発の超有名アプリ3つと台湾アプリがヒットする理由をお伝えします!
もっと生活を便利にしたい、仕事の効率を上げたい!という皆さんにぴったりの大活躍アプリです。どれも今すぐ使いたくなる超優秀アプリなので、ぜひ最後までチェックしてください!
目次
台湾発の超有名アプリ3つ
Walkr – ポケットの中の銀河冒険
Walkrの概要
まず一つ目は惑星探索ゲームと万歩計の機能を備えた大人気アプリ「Walkr – ポケットの中の銀河冒険」です。
ダイエットしたいけどなかなか続かない…そんなお悩みをゲーム感覚で楽しく解決してくれるこのアプリは既に400万ダウンロードを突破しました。
主人公は11歳の天才少年で、宇宙船Walkrに乗って惑星探索をするゲームです。宇宙船の燃料は、ユーザーが実際に歩いて獲得した「歩行エネルギー」です。ゲーム自体は非常に簡単です。
一生懸命歩けば歩くほど、多くの惑星に行って困っている可愛い生き物を助けることができるので、ゲーム感覚で楽しくウォーキングの習慣が身に付けられます!
Walkrの特徴
このWalkrは健康管理アプリとしても優れています。1日の歩行数や消費カロリーも管理することができるため、ダイエットサポートアプリとして活用している人も多く、ユーザーの6割は女性だそうです。
またデザインにも特徴があります。日本のデザインを参考にしていると公表されている通り、少し力の抜けたようなキャラクターや惑星のネーミング(たこ焼き星)など、日本人が非常に親しみやすいデザインになっています。
そしてこの開発会社Fourdesireは、他にもゲーム×家計簿をかけ合わせたアプリ「FortuneCity」も配信しており、こちらも400万ダウンロードと大ヒットしました。
ダイエットや家計簿など面倒なことが続かないという人は、ぜひこれらのアプリを活用してみてください!
Whoscall
Whoscallの概要
二つ目は迷惑電話対策アプリWhoscallです。このアプリは既に世界でなんと8,000万ダウンロードを記録しました。
Whoscallには、知らない番号の識別やSMSフィルタリング対策、アプリ内の電話番号検索機能がついています。また電話がかかってきたら自動で相手を表示してくれます。
みなさんも代金の未納が通知される詐欺SMSを受け取ったことはありませんか?私は実際に何度か受け取ったことがあります。普通はちょっと怪しいなと思う文章でも、スマホに慣れない方はつい焦ってクリックしてしまうことがあります。
このWhoscallは迷惑SMSを自動で振り分けしてくれるので、そんなSMS詐欺対策にも有効です。もし身近にスマホの扱いに慣れていない人がいたら、ぜひ入れておきたいアプリだと思います。
Whoscallの特徴
このアプリの特徴は、登録されていない番号でもWhoscallのデータベースをもとに発信元を識別してくれることです。
データベース活用機能をつけるには月100~200円ほどかかりますが、日本で海外の番号も含めて識別してくれるのはWhoscallだけなので、高額詐欺が多発している海外詐欺電話対策としても活用できそうです。
またこのアプリのTwitterでは「プルル」というゆるキャラを活用しているのも非常に面白いところです。なんとビジネス寄りの投稿にもかかわらず、毎回投稿で「いいね!」を300以上獲得しています。
それぞれの国に合わせたマーケティング戦略を行ったからこそ、世界8,000万のダウンロードを達成できたと思います。日本のアプリも見習うべきところがありますね!
PDF Reader
PDF Readerの概要
最後はPDF Readerです。これは台湾Kdan社が開発したPDF文書管理アプリで、こちらも今までに5,000万ダウンロードを達成しました!
PDF Readerシリーズでは、Microsoft Office、Appleのソフトウェア、テキスト、画像、音声、動画など、さまざまなファイル形式を表示、保存、管理することができます。
またGoogleDriveなど、ほぼ全ての主要クラウドサービスに対応しており、デバイス間の連携も迅速に行うことが可能です。これ一つあれば、どこからでも簡単にPDFを編集管理できるのが魅力です。
PDF Readerの特徴
無料版でも、全てのデバイスへの対応はもちろん、PDFへの手書き署名や注釈の追加、編集後ファイルのエクスポートなど必要機能がカバーされています。
私も実際に利用していますが、特にモバイルではアイコンを見れば直感的に操作ができるようデザインされており、非常に使いやすいです!
また有料版が非常にお得なことも大きな特徴です。Acrobat Pro DCとほぼ同じ機能がなんと約3分の1の価格で使えます。
さらにPDFReaderだけの、目に優しいテーマカラーの利用機能や、1TBのクラウドストレージが付いており、コスト管理に厳しい経営者からも多くの支持を集めています。
このKdan社、他にも電子サインやワークフロー管理ができるDotted Signというアプリを提供しており、最近では日本の営業支援プラットフォームURUMAP(ウルマップ)と提携して80%OFFで利用できるサービスを始めました。
電子サインサービス「DottedSign」、営業支援プラットフォーム「URUMAP(ウルマップ)」へ福利厚生サービスを提供開始
どの開発会社も、日本を意識したマーケティング対策をしていることが伺えますね。
台湾発アプリのヒットの理由
台湾発アプリが多くの有名アプリを生み出せるのは、3つの理由があると考えています。
台湾のアプリがヒットした3つの理由
台湾人のモバイルユーザビリティへのこだわり
台湾人の高いコスト意識
海外に目を向けたローカライズ戦略
台湾はスマホの普及率が非常に高く、特に若い世代では1日平均利用時間が5時間を超えるそうです。なので台湾の人はモバイルの操作性を非常に重視しており、それが結果的に使いやすいアプリの開発につながっていると考えます。
また台湾人はコスト意識が非常に高いです。どのような場合でも費用対効果を非常に重視しており、コストパフォーマンスが悪い場合はすぐ見限られます。
そのため台湾発のアプリは、無料でゲームと健康管理が同時にできる、無料で多くの便利機能がある、競合より価格を抑えて提供するなど、それぞれが非常にコストパフォーマンスの面で優れており、それが多くの人に支持される理由の一つだと思います。
さらに台湾は人口2,300万人と規模はそこまで大きくない島国です。そのため製品を出すときは最初から海外向けのマーケティングも視野に入れる必要があり、それがアプリ開発においても生かされているようです。
この3つのポイントは、日本のアプリ開発でも注目すべき内容です。ぜひ今後のアプリ開発の際の参考にしていただければと思います!
注目を集める!新しい台湾発アプリDottedSign
最後に、注目を集めている新しい台湾発アプリDottedSignについて紹介します。
先程のPDF Reader と同じ台湾Kdan社が開発したアプリで、全てのデバイスから電子サインやワークフロー管理を簡単に行うことができます。
DottedSignではこれまで紙で行なっていた契約書などへの署名をデジタルに置き換え、一元管理することを可能にしてくれます。脱ハンコ化がすすむ日本でも欠かせない電子署名アプリとして、今世界中で利用されています。
セキュリティ面においても、世界で最も厳格な法規制要件にも対応している「証明書ベースのデジタル ID」 と「タイムスタンプサービス」に対応しています。また全ての契約プロセスをトラッキングしているため監査確証としても有効です。
台湾発アプリの特徴を押さえたモバイルの操作性の高さはもちろん、個人から大企業まで誰もが適切なコストで利用できるよう、人数や目的に合わせた複数の価格帯をご提供しています。
またDottedSignは日本人でも直感的に操作しやすい設計となっており、現在は日本の営業支援プラットフォームURUMAP(ウルマップ)とも提携を開始しています。
デバイスを選ばない電子署名やワークフロー機能は、リモートワーク対策としても、契約書や書類のペーパレス化対策としても、今後大活躍することは間違いなしです!
DottedSignはこちらから14日の無料トライアルができます。ぜひ一度、台湾発アプリの操作性の高さを無料トライアルで確かめてください。