2021年、台湾のQ3(日本でいう10月〜12月)に、DottedSignの管理コンソール内に新たにレポートページが実装されました。本記事では、改めてDottedSignについて、管理コンソールやダッシュボードについて、そして新たに実装されたレポート機能について紹介します。
目次
DottedSign (ドットサイン)とは
DottedSignとは、クラウドベースで契約業務が行えて、安全かつ迅速な電子署名サービスです。電子署名は、デジタル署名とは異なり、認証や検証の為により厳格なテクノロジーは必要ありません。ドットサインは、従来の古風な契約書への署名プロセスを自動化し、業務の効率化・プロセスの簡易化を実現することができます。また、どこにいても、どのデバイスを使っていても契約書の準備や締結を完了させることが可能、無駄な時間を削減することができるのもドットサインの魅力の1つです。
そんなドットサインの管理コンソールに、この度レポートページが追加されました。管理コンソールには、これまでも様々な機能が実装されており、契約やメンバーの管理などが可能でしたが、レポートページの実装によって更に様々なことができるようになったのです。
以下では、管理コンソールについて、そして新たに実装されたレポートページについてそれぞれご紹介していきます。
管理コンソールについて
そもそも管理コンソールとは、チームとして複数のアカウントを管理することができるもので、チームリーダーやマネージャーなど、管理職の方におすすめの機能です。管理者やマネージャーは、全てのチームメンバーのタスクを管理するアクセス権を持っており、各メンバーの電子署名の活動の進捗状況をダッシュボードで簡単に確認することができます。管理コンソールにアクセスし、メンバーの名前をクリックして選択することで、選択したメンバーのタスク状況を確認します。
新たに実装されたダッシュボード(レポートページ)について
そんな管理コンソールで今回新たに使えるようになったのが、ダッシュボード、つまりレポートページです。管理コンソールにログインした後に様々なレポートをが閲覧できるページとなっています。レポートページでは、レポートにアクセスできる管理者が、「サマリー」や「ユーザー別」など様々なデータからチームの署名タスク数、署名完了率、署名完了時間を分析することができます。インターフェイスで直接レポートを見ることができるだけでなく、データを「.csv」ファイルとしてエクスポートし、ビジネスユーザーによる拡張管理も可能です。
サマリー
レポートページにあるサマリーでは、タスクの進捗状況を発信・進行中・完了の3つのフェーズごとに確認できたり、発信したタスクの完了率や拒否率、更にタスクの完了に要している平均時間なども確認することができたりします。
また、ユーザー別でタスクの管理や確認をすることも可能となりました。
ファイルのエクスポート
更に、レポートページで確認できるようになったレポートを、エクスポートすることも可能です。エクスポートする際は、日付ごとに発信したタスク数や完了したタスク数を表にして出すことが可能です。また、エクスポートする際もユーザー毎に分けたり、タスク完了にかかっている時間をレポートとしてエクスポートしたりすることもできます。
どんな時に利用するの?
新たに使えるようになったレポートページ。実際に、チーム全体で見た時のタスクの進捗状況を一覧で確認したい時に便利です。例えばどのくらいのタスクが滞ってしまっているのか、逆に予定より早く終わったタスクがどのくらいあるのか、などをわかりやすくレポート化してくれるので、こういった詳細を確認して、今後の計画を立てるためにも使うことができます。また、それぞれのタスク完了にかかっている平均時間を確認できることで、時間がかかっているタスクを短縮するための改善案を考えたり、平均時間が長いユーザーの負担を減らしたりと、現状の問題点を洗い出すことも可能ですよね。
このように、チーム全体の現状把握や今後の計画、そして問題点と改善案など、様々な場面で、今回実装されたレポートページが役立ちます。
まとめ
いかがでしたか?。本記事では、改めてドットサインについて、管理コンソールやダッシュボードについて、そして新たに実装されたレポート機能について紹介しました。レポートページの新規実装によって、よりグレードアップしたドットサインを、是非使ってみてくださいね。